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黒龍

01
Mar
2018
黒龍

分析室へようこそ①「穀粒判別機」

穀粒判別機

今回の蔵日記では、弊社の分析室で活躍する「穀粒判別機」、つまり、原料となる酒米の状態を判別する機械をご紹介致します。「穀粒判別機」は、玄米と白米の粒の長さや大きさをはじめ、正常な粒である整粒と、わずかながらに含まれる整粒以外の粒を細かく測定することが出来る機械です。

穀粒計数板弊社では、地元の精米業者に委託精米を行っており、醸造期間中は平均週1回のペースで白米の入荷があります。「穀粒判別機」を用い精米前の玄米のサンプルと精米後の白米のサンプルを分析し、精米の精度のチェックとともに、白米の充実度(大きさと重さ)を確認します。

以前は、左の写真の「穀粒計数板」を使って目視での判別作業を行っていましたが、作業者が限られることや、個人差による分析のバラつきがありました。「穀粒判別機」の導入により、誰でも簡単に精度の高い分析が可能となり、良い酒造りに繋がっています。

黒龍 - 2018.03.01
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