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墨廼江

名称
墨廼江酒造株式会社
所在地
宮城県石巻市千石町8-43
代表
澤口康紀
杜氏
同上(蔵元杜氏)
仕込水
北上川の伏流水
TEL
0225-96-6288

墨廼江の由来

 太平洋と北上川の接する河口に開けた町"石巻"は江戸時代より千石船が多数往来する海路交通の拠点、彼の伊達藩の米の積出港として栄えたところでございます。現在は世界三大漁場の一つ金華山沖の漁場資源をひかえ、四季を通じて新鮮な魚介類が水揚げされている東北きっての漁獲高を誇る港町として名を馳せております。弊社が構える住吉地区には昔より水を司る神様を祭った墨廼江神社(現・住吉神社)が鎮座しております。その由縁からか北上川西岸地区一帯は古来より墨廼江町と呼ばれておりました。弘化二年(1845年)、海産物問屋と穀物問屋を営んでいた澤口家2代目当主 澤口安治がその「墨廼江」をそのまま酒名にして酒造りを行っていた商家より蔵を譲り受けて酒造業を開始することになりました。以来、品質本位の酒造りに専念し、長年多くの方々に支えられて今日に至っております。

墨廼江のコンセプト

 墨廼江では宮城県産蔵の華をはじめ兵庫県産山田錦・福井県産五百万石・岡山県産雄町等、各地の高品質で優良な酒造好適米と北上川の伏流水を使用し宮城酵母を駆使しての酒造りが特徴です。目指す酒質は"綺麗" で "柔らかく" "気品" のあるお酒を理想としており、手間暇を惜しまず、真摯な心で米と向き合い、丁寧に醸し出すことをモットーにしております。

新鮮な魚介の宝庫、石巻と墨廼江

 石巻は海と川に囲まれたとても自然豊かな環境にございます。このような環境で育まれた酒だからこそ、海のご馳走とは相性抜群です。また料理を引き立て自然と杯が進む、墨廼江はいつもそんな酒でありたいと願っております。

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【洗米】麹米の洗米作業です。

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【浸漬】洗米した米は1分置きに浸漬します。酒米の種類、精米歩合ごとに浸漬時間はだいぶ異なります。

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【洗米さらし】洗米・浸漬後の麹米をさらしているところです。

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【蒸米】直火焚きの和釜で約1時間、米を蒸しております。

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【米掘り】蒸米を取っております。

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【米運び】ふかし取り。

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【酛米放冷】酛を仕込む前、蒸米の温度調整をしています。仕込む温度は蒸米の温度で調整致します。

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【酛仕込み】酛の仕込み作業

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【出麹】朝8:00麹室での出麹作業です。

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【櫂入れ】もろみのかい入れ作業。

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【検温】夕方・もろみの検温

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【蔵元杜氏】

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