株式会社 花山 公式 日本酒サイト
黒龍 明鏡止水 初亀
瀧自慢
 
 
 
 
 
 
 
飲食店サーチ
 
PASION-15
 
九頭龍
 
燗たのし
蔵元日記
 
 
更新日:2009年7月2日
※写真をクリックしますと、お蔵元紹介ページへとジャンプします。
    
黒龍 new!

 「蔵人さんって夏は何をしているんですか?」

黒龍 「酒造りは寒い時期に行ないますよね。お酒を造っていない時って、蔵人さんは何をしているんですか?」。清酒のことをご存じの業界通の方であれば、一度は質問された覚えがあるのではないでしょうか?実際、暖かくなれば酒仕込みは休みとなり、酒造りの仕事がありませんので、当蔵では現在、醸造期にできないことを行なっています。まずは、醸造期にとれなかった休日の消化です。微生物相手の酒造りが開始すると、全ての醪を搾り終えるまで酒蔵は稼動し続けますので、蔵人の休みが極端に少なくなります。その分の休みをこの時期にとりますので、長い人だと1ヶ月半以上の夏休みとなり、まるで学生気分となります。他にも醸造機器のメンテナンス、奈良漬粕の加工はじめいろいろありますが、先日行なった取組みをご紹介させて頂きます。
 まずは、6月12日に石川県能登の珠洲市産業センターで開催されました「能登吟醸研究会」のDVD蔵内放映会です。毎年開催されている能登杜氏組合の勉強会なのですが、今年は4月22日に開催されました「第104回 能登杜氏自醸清酒品評会」にて好成績をおさめられた杜氏さんの講演があり、その際に社員が録画したDVDをプロジェクターで照射し、醸造部の蔵人一同で拝聴いたしました。全員が各地で開催される講習会に参加することは困難ですので、いろいろと工夫しながら皆で勉強しています。
 また、大野市阿難祖地頭方に弊社試験田を設けて酒米の試験栽培を行なっていることは、先月の蔵元日記でもお伝えさせて頂きましたが、6月20日には試験田の近くで「阿難祖地頭方ほたる祭」が開催され、弊蔵の蔵人も3名参加させて頂きました。今年は風が強く、蛍の飛ぶ数は例年の半分以下のようでしたが、水田に清流を運ぶ沢には、蛍が卵を産み付けやすいように緑を残すなどの取組みを行なっているそうです。農家の方々のご努力に負けないよう、この地域で収穫される酒米からより高品質の清酒を生み出せるよう頑張っていかねばと思います。

写真はオニヤンマの抜け殻です。

 
 
 
明鏡止水

new!

明鏡止水 弊社がある佐久市「望月」は平安の頃朝廷に馬を献上していた御料牧場があり、良馬の産地としてその名をとどろかせておりました。旧暦8月15日の満月の日に献上されていたことより、「望月の駒」と称されて町名の由来ともなりました。
ということはホームページにも紹介しているのでご存知の方も多いかと思いますが、今月は「月」に対して「太陽」の話題であります。今月の22日に日本では46年ぶりとなる「皆既日食」が起こります。地域によって欠ける割合も違う部分日食ではありますが、滅多に見られない一大天体ショーであります。佐久地方では7割が欠けるそうですが、見るには注意が必要です。直接見ると目を傷め「日食網膜症」になるほどです。専用に作られた「遮光板」や「日食グラス」で見ることにしましょう。昔良しとされてました「ろうそくの煤をつけて黒くしたガラス板」も安全では無いそうです。
佐久は、空気が澄み降雨量が比較的少なく湿度が低いので大気が安定していることから、東洋一の大きさを誇る直径64mの大パラボラアンテナや大型の反射望遠鏡、屈折望遠鏡を設置してある天文台があり、日常から天体観測が盛んなところでもあります。
大天文ショーを見た夜は小さな盃の中の日本酒とともに、無限の宇宙に想いをめぐらせてはいかがでしょうか。

 
 
 
初亀

 〜亀日記 2009年5月〜

初亀 5月に入りお酒の会が始まりました。写真は焼津地酒クラブの例年の酒の会で300人規模の盛大な会となりました。

来月6月3日には志太平野美酒物語が着席スタイルで400人のお客様を迎えて開催されます。

チケットも発売一週間で完売となり、地酒ファンにはご迷惑をおかけしております。

5月地元岡部町は新茶の季節です。町の香りも若葉の香りとお茶の香りで清々しく、気持ちの良い時間です。

 
 
麓井


麓井 3月に入りました。今酒造年度の仕込みは2月いっぱいで完了しました。まだもろみも残っていますし、最後の一本の火入が終わるまで気が抜けませんが、大きな事故もなくシーズン終了を迎えられることをありがたく感じています。
造りが終わるとすぐに酒蔵はひっそりとしてしまうイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実は3月は結構イベントの多い時期で例年てんてこ舞いです。

3月10日(火)  酒田研醸会持寄り利酒会
3月11日(水)  渇ヤ山春の利き酒会
3月18日(水)〜19日(木) 山形県新酒鑑評会
3月下旬     県の持寄り利き酒会
3月末日     全国新酒鑑評会出品酒発送

11日の利き酒会を受けて、春の季節商品の出荷準備を行うかたわら、鑑評会への出品という「副業」もこなすため、3月はどうしてもスケジュール帳が真っ黒になります。
また、シーズンの終わった蔵は機械や道具の洗浄・片付けにおわれます。これをおろそかにすると来シーズンの準備で余計に手間がかかるので、手を抜くことができません。

首都圏で桜の花が満開を迎える頃、酒田の小さな酒蔵はやっとのんびりした空気に包まれます。

 
 
正雪


正雪  4月の中ごろから暑い日が続いたり、突然の雷雨があったりと天気が落ち着かない毎日ですが、新年早々から続いていた瓶詰や瓶燗も純米大吟醸の火入でようやく終わります。 
 これからは管理、出荷が仕事の中心になっていきますが、その他にも今年のお酒と一緒に色々な場所に出掛けて行くきき酒会なども増えてきます。
 最近のきき酒会で地元の逸品と一緒に自慢のお酒を味わっていただくというのが多いのですが、こんなときは大体“サクラエビ”をもって行きます。
 サクラエビ(SakuraShrimp,SpottedShrimp 十脚目長尾亜目サクラエビ科サクラエビ属サクラエビ)は体長5cmほどの小型の海老で世界に35種類ほどの仲間がいるようですが食用にされているのは駿河湾にしか生息しない“サクラエビ”だけです。
 サクラエビの漁は春(3月下旬から6月初旬)と秋(10月下旬から12月下旬)の年二回、資源確保とサクラエビの性質のためか実際の漁は年間30日程度ではないでしょうか。
 このため漁獲量は非常に少なく、ブランド魚としての地位を確立していて地元でも高級品として扱われています。
 色や形、大きさやから繊細な味を想像しがちですが実際にはかなり香りが強く、しっかりとした旨味があります。
 某パック酒のCMでお茶の葉とのかき揚げが紹介されてますが、地元では昔からねぎとか三つ葉なんかとかき揚げにして食べるほうが多く、つなぎの小麦粉もほとんど使わずさくさくとした食感に仕上げたかき揚げに、干したエビと塩を焙烙で炒って当たり鉢で擂ったエビ塩をふりかけて純米吟醸の薄にごりなんかとあわせると最高です。
 これから各地に正雪とサクラエビをもってお邪魔しますが、由比にお越しの際はぜひ試してみてください。

 
 
墨廼江


 『ようやく春です。』

墨廼江 4月に入りました。当石巻地方でも桜の開花予定日が例年並の4月12日頃との予報が新聞・テレビ等で報じられました。ようやく春がやって来ました。 昨年11月より始まりましたH20BYの酒造りもお陰様で3月23日に無事『こしきたおし』を迎える事が出来ました。ようやく蔵内にも「ほっと」一息の静寂な空気が漂い始めました。しかしまだまだ気を抜けるにはあと3週間後といったところです。絞りを待っているもろみが3本程ありますし、火入作業、酒造り中に使用した道具類の洗浄・殺菌、蔵内の清掃と後片付け等と連日作業日程表は埋め尽くされております。もうひと踏ん張りです。最後の最後まで気を抜かずに頑張っていきたいと思っております。

 
 写真: 墨廼江ハッピ
 
喜楽長  
  「静寂がよみがえりました」

喜楽長 4月になると、酒蔵内は、静けさがもどってきます。10月の中旬から始まった酒造りがすべて終了しました。振り返ると長くも、短くも感じる半年間でした。
 3月の下旬に最後の作業である「火入れ(低温殺菌)」を終え、家杜氏はじめ、蔵人たちが、故郷 能登へ帰郷しました。
 10月の中旬に始まった酒造り。今年の製造方針を家杜氏と相談をしながら始めた酒造り。「米の様子はどうだろうか?」「しぼったお酒は、どんなできばえだろうか?」いろいろなことを心配しながらの、半年間でした。出来上がった新酒を飲みながら、酒造りの技術論を議論した若手蔵人。夜遅くまで、酒を酌み交わし、「喜楽長」の将来を語ったひととき。いろいろなことがありました。事故もなく、高品質で個性的な喜楽長を醸すことができ、家杜氏はじめ、蔵人の努力に感謝、感謝であります。

すべての酒造りを終えて、帰郷する家杜氏や蔵人たちの顔は、大きな仕事を無事終えた満足感で一杯です。
家杜氏始め、蔵人を見送った時、ほっとすると同時に、寂しさを感じる4月であります。

 
 
 
 
   
Copyright (C) 2004 Hanayama.Co.,Ltd All Rights Reserved.