
「九頭竜川のサクラマスアングラー」
弊社銘柄「黒龍」「九頭龍」の銘の由来となった福井県最大の河川「九頭竜川」には、そこに住む川魚を求めて日本各地から太公望が集まってきます。最も川が賑わうのは6月中下旬に解禁となる鮎釣りの頃ですが、実は雪が舞い積もる2月でも、九頭竜川の川岸に点々と釣り糸を垂れる人影を見つけることができます。彼らが狙っているのは九頭竜川に遡上する「サクラマス」で、渓流釣りが解禁となる2月1日頃からサクラマスアングラーが九頭竜川を目指し福井にやってきます。
サクラマスは鮭の仲間で、ヤマメと良く似ています。ヤマメは川の中だけで生活する陸封型の渓流魚ですが、このヤマメが川から海に下り、回遊する間に大きくなって産卵時に再び川に戻ってきた(降海型)ものをサクラマスと呼びます。ヤマメはどんなに大きくても30センチまでかと思いますが、サクラマスは70センチ以上に成長するものもあり、サクラマスアングラーはこの大きさを競います。ただ、サクラマスは準絶滅危惧に指定される魚となっており、なかなか釣り上げることができません。「一匹を釣り上げるまで3年掛かった。」とか、「解禁以来、毎週末福井に通っているが、一匹も釣れていない。」といったサクラマスアングラーのお話を耳にするほどの幻の魚となっています。油が乗っている割にあっさりとした味わいがサクラマスの特長で、刺身やルイベ、白焼きや粕汁にしても絶品です。
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