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2016年5月 記事一覧

01
May
2016
黒龍

「Sake FLAT project」の皆さんが黒龍酒造を訪れました。

 4月13日(水)、「Sake FLAT project」の一行が、黒龍酒造へいらっしゃいました。
 「Sake FLAT project」は、株式会社花山のお取引酒販店と蔵元の20~30歳代のスタッフで構成される組織で、日本酒業界の若手世代のつながりや情報交換を促進し、若者の日本酒市場への取り込みを目的として2015年に設立され、これまでに定期会議や勉強会、イベントへの出店等を行っています。
 今回は、加盟メンバー25名の方々に黒龍酒造での酒造り工程を見学していただき、その後の定期会議で、「Sake FLAT project」の今後の取り組みについて話し合われました。若いスタッフならではの発言が多く、日本酒未経験者視点での意見が飛び交っていました。
 翌日には、黒龍酒造の契約農家でもある大野市阿難祖地頭方地区の農事組合法人味の郷を訪問し、福井の自然や風土にも触れていただきながら、今春植えられる酒米五百万石の苗の生育状況、黒龍酒造試験田の圃場の視察を行いました。視察後は、農家の奥様方が早朝から握ってくださった地元コシヒカリのおにぎりや、大野市特産の里芋を使用した甘煮を楽しみました。
 同じ業界の若い方々との交流を深めたことにより、未来に向けた若い世代の市場開拓を考える一方で、私たちと繋がりの深い地元に残る自然や文化を守り、伝えていくことも地酒蔵としての大きな使命だと改めて感じました。


黒龍 - 2016.05.01
01
May
2016
庭のうぐいす

5月5日は「立夏」

暦の上では夏の始まり。

春分の日と夏至の日の中間に当たります。

新緑の季節
「青竹」「青もみじ」「青菖蒲」= 三青(さんせい)


三つの青は、お客様をおもてなしする際の最高の色。
蛙が鳴き出すのもこの頃からです。

庭のうぐいす - 2016.05.01
02
May
2016
喜楽長

蔵元日記5月号

 若葉の緑が目にも鮮やかなこの頃、滋賀県東近江市ではあちこちで田植え風景を見かけるようになりました。私共喜多酒造でも、5月上旬にかけて向いの自社田んぼに酒造好適米「吟吹雪(ぎんふぶき)」の作付けをおこないます。
 「吟吹雪」は、母「山田錦」・父「玉栄」として育成された滋賀県生まれの酒造好適米です。近年では、その特性を評価され、滋賀県下の多くの酒蔵でも使われています。喜楽長でも、この夏に発売の新商品「特別純米 若苗(わかなえ)」の掛米に用いました。
 滋賀県生まれの「吟吹雪」、その特性を生かしつつ、より良い喜楽長をお客様にお届けしてまいります。

喜楽長 - 2016.05.02
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