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黒龍

01
Sep
2016
黒龍

会長が残した大きな足跡をたどって・・・

 8月8日、弊社7代目蔵元であり会長の水野正人が、満82歳をもちまして、天寿を全うし永眠いたしました。弊社と水野家の合同葬という形式で開いた8月10日の通夜、11日の告別式には、地元や遠方より誠に多くの方々にお越し頂きましたことを、深くお礼申し上げます。会長もきっと、会場いっぱいにお集まり頂いた皆様のお顔を見て、とても喜ばれていたことでしょう。
 会長に負けないくらいの情熱を持ち、「黒龍酒造の酒造り」を追求して参りますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。最後に、8代目蔵元の水野直人よりお礼の言葉を添えさせて頂きます。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 「7代目蔵元水野正人は、平成28年8月8日、満82歳にて、まっすぐ歩んだ生涯に幕をおろしました。父は仕事に関してとても厳しい人で、私はいくつになっても叱られていました。
 けれどもそれは大切な会社と水野家を守っていこうという思いが強かったからこそなのだと、今なら痛いほど分かります。黙々と働く父の背中は、言葉以上に多くのことを教えてくれました。若い頃から体が強いほうではなかったものの、いつでも力の限りを尽くしてきた父は立派だったと思います。現場を退いてからも会社の行く末を気にかけていました。父に安心して休んでもらうためにも、200年以上続くこの酒蔵をしっかり守り続け、親父の思いを受け継いで頑張って参ります。
 素晴らしいご縁を結び父の人生に彩りを添えてくださった皆様へ深く感謝を申し上げますと共に、今後も変わらぬお付き合いを賜りますよう何卒お願い致します。」

黒龍酒造株式会社
代表取締役社長 水野 直人

黒龍 - 2016.09.01
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