01
Nov
2016
黒龍
「燗酒」の面白さを伝えるために。
朝晩が冷え込む今日この頃、仕事を終えて家路につくと、無性に飲みたくなるのが「燗酒」です。今でこそ、冷やして飲まれる事が多い日本酒ですが、昔はあたためて飲むのが一般的でした。すっきり飲める冷酒と違い、お酒の個性を芯から味わえるのが、燗酒の楽しみです。湯気と共に立ち上がる香りや、じんわりと舌全体に広がる味わいなど、温めたからこそ出逢える、お酒の新たな一面を発見できます。
弊社では、そんな燗酒の面白さを多くの方に知って頂こうと、「黒龍」「九頭龍」を別のブースで設置出来る大きなきき酒会では、「九頭龍」3種(大吟醸、純米、逸品)を、冷酒、ぬる燗~上燗(40~45℃)、熱燗~とびきり燗(50~55℃)の3タイプの温度で提供しています。
先月のきき酒会でもこの方法で「九頭龍」をお出ししたところ、一般のお客様も飲食店様も、温度によるお酒の味の違いに驚かれていました。各商品のおすすめの温度帯や、上手なお燗のつけ方などを興味津々にお尋ね下さる方もいて、昔ながらの日本酒の楽しみ方である「燗酒」に、確かな手ごたえを感じています。
黒龍 - 2016.11.01