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2020年 記事一覧

06
Jan
2020
黒龍

~昆布で喜ぶお正月~

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新年あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

毎年、お正月を迎えた本社主屋では、4斗の菰樽を使った大きな正月飾りを飾っています。中でも特に目を引くのが、立派な2枚の昆布です。
 昆布は、「よろこぶ」との語呂合わせで昔から縁起ものとされ、おせち料理にも用いられます。正月飾りに使用している昆布は、福井県敦賀市の老舗の昆布問屋「奥井海生堂」からお送り頂いているもので、正月飾りに使った後は料理に使い、新年を祝う気持ちを込めながら美味しく頂きます。
 この昆布を使った蔵元の定番料理が、人参、大根と一緒に昆布を短冊に切り、酢で煮て仕上げる、精進料理の「煮なます」です。人参と大根による紅白の色合いと、縁起ものの昆布が合わさった、新年にぴったりの逸品です。

黒龍 - 2020.01.06
07
Jan
2020
喜楽長

喜楽長 蔵元日記 1月号

あけましておめでとうございます。
輝かしい新年を迎え、益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
旧年中のご厚情に深くお礼を申し上げますと共に、本年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。

弊社は本年に創業200周年を迎えます。これもひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。文政3年(1820年)の創業より、滋賀県東近江のこの地で日本酒一筋に酒造りに邁進してまいりました。

この一年は、今までの喜多酒造、そしてこれからの喜多酒造を社全体で今一度見つめなおす、そんな一年にしたいと考えております。

今後も更に志を高く、より良き喜楽長を目指し、精進してまいります。引き続き、倍旧のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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喜楽長 - 2020.01.07
03
Feb
2020
黒龍

~福を呼ぶ!2月3日の「節分祭」~

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黒龍酒造本社の近くには、「おかすがさん」の愛称で地元の人々から親しまれる柴神社があります。養老元年(717年)創祀の歴史ある古社で、黒龍酒造蔵元の水野家は、代々この神社の氏子として祭礼のお手伝いをしています。

毎年2月3日は、立春の前日に1年の厄払いと開運を祈願する「節分祭」が行われる日です。この日は弊社社長も裃に着替え、他の氏子の方々や永平寺町長らと共にやぐらに登り、難を払い福が訪れるようにと願いを込めながら、地元から集まる大勢の人に豆をまきます。

豆の入った袋の中には景品の引換券が入ったものもあり、豆まきに参加した弊社蔵人の中には、「黒龍」のお酒が当たった方もいるそうです。

「福はうち~福はうち!鬼はそと~鬼はそと!御尤も~御尤も!」

 今年の節分も、柴神社の境内に元気な掛け声が響くことでしょう。

黒龍 - 2020.02.03
02
Mar
2020
黒龍

~今期の出品酒を搾りました~

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酒造りの最盛期である2月後半、蔵では、今期の鑑評会に出品予定のお酒が搾られました。蔵人達が手塩にかけて生んだこのお酒は、毎年6月に広島県で開催される「全国新酒鑑評会」や、各地の国税局(福井県の場合は金沢国税局)が主催する「酒類鑑評会」に出品予定です。それまでの数カ月間は、温度管理を丁寧に行いながら、より良い酒質に仕上がるよう寝かせます。
 今期の出品酒はキレイな酒質ながら甘みもあり、メリハリのある良い出来だそうで、立派に育ったこのお酒を送り出す日が、今から待ち遠しくてなりません。

黒龍 - 2020.03.02
13
Mar
2020
喜楽長

喜楽長 蔵元日記 3月号

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弊社があります滋賀県東近江市では梅の花が咲き、近くの林からはいつもより早いうぐいすの初鳴きが聴こえました。また、仕込み蔵の中も、半年にわたる酒造りももうすぐ終わりと、少し慌ただしくなってきました。

今造りでは、麹室(こうじむろ)を新たに2部屋増設し、計4部屋にて麹造りを行いました。増設したことで、部屋ごとの温度湿度管理ができ、経過ごとの緻密な管理ができるようになりました。
私ども酒造りは、あくまで手造りであり、人間の繊細な感覚を主として成り立っていますが、このような人間の手造りをより一層支える設備の導入は、造り酒屋にとってなくてはなりません。今回の導入は、弊社の酒造りの繊細さをより高め、私どもの求める「たおやか」な味わいへより近づく一つとなったと感じています。

喜楽長 - 2020.03.13
01
Apr
2020
黒龍

~清々しい春の酒「黒龍 春しぼり」~

長きに亘る酒造りで搾られるお酒には、春夏秋冬それぞれの季節にしか楽しむことの出来ない旬の味わいがあります。

そのひとつが、4月3日より「黒龍」ブランドから新しく発売する「黒龍 春しぼり」です。55%まで磨いた福井県産五百万石を使用し、時間をかけてしっかりと発酵させた醪を搾りたてのフレッシュな状態のまま瓶詰めしました。

草木が芽吹くように立ち上る吟醸香と、爽やかな酸味、甘みを伴うソフトな旨みは、アオリイカや菜の花など、旬の食材と合わせて味わうのがおすすめです。

清々しい春の酒「黒龍 春しぼり」で、日本の四季をお楽しみください。
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黒龍 - 2020.04.01
01
May
2020
喜楽長

【喜楽長】心は穏やかに

新型コロナウイルスによる困難な状況の中、苦しんでおられる多くの方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、治療や感染予防に力を注がれている方々に、大きな感謝と尊敬の意を捧げます。弊社といたしましても、今は、日本全体が耐え忍ぶ時、として手洗い・消毒といった社員の健康を守る努力とともにできる限りの取り組みを行っております。

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弊社といたしましても、微力ながら何かできないかと、社員で相談し、先日よりすべてのお酒の出荷時に「#心は穏やかに」とメッセージをつけて送り出しています。こんな時だからこそ、心まではすさまないように、こんな時だからこそ日本酒が少しでも皆様の心を穏やかに優しくできますように、との思いを込めてお送りしています。
今後、お見かけ頂きましたら、少しの気持ちを穏やかにするきっかけになれば幸いです。

喜楽長 - 2020.05.01
07
May
2020
黒龍

~黒龍酒造公式ホームページに「特約店サーチ」を開設致しました~

この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様及び感染拡大により影響を受けられた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

弊社は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を考慮し、公式ホームページ内の「飲食店サーチ」を一時閉鎖すると共に、「黒龍」「九頭龍」商品を販売する黒龍酒造特約店が検索可能な「特約店サーチ」を、4月30日から事態終息までの期間限定にて開設することと致しました。

 お客様の日々に寄り添う地酒蔵として、特約店と協力しながら、皆様が安心して日本酒を味わい楽しんで頂ける環境を整えて参りたいと考えております。

今回、「特約店サーチ」開設にご協力を頂きました全国の特約店の皆様には、心より深くお礼申し上げます。

◎「特約店サーチ」はこちら http://search.kokuryu.jp/

黒龍 - 2020.05.07
01
Jun
2020
黒龍

~飲食店応援酒「黒龍 大吟醸 命保水(みょうぼすい)」に込めた思い~

コロナ禍で飲食業界が苦境に立たされる中、福井県内の地酒専門店(黒龍酒造特約店)5名により、「福井の食文化と福井地酒を応援する会」が結成されました。「福井の食文化や酒文化を守りたい」という思いを胸に、各蔵元に「飲食店応援酒」の商品企画を働きかけています。弊社では、その「福井発」の思いを全国の苦境に立たされている飲食店へと拡げるべく、2020年5月~11月までの期間限定で、飲食店応援酒「黒龍 大吟醸 命保水」の発売を決定致しました。
「命保水」の名は、弊社兼定島酒造りの里のある場所がかつて九頭竜川に囲まれた中洲であった時、渇水期にも滾々と伏流水が湧き出し、多くの命を救ったと云われのある地籍が由来となっています。現在、その地には天谷調理製菓専門学校が建ち、料理人や菓子職人の卵を、食の世界へと輩出しています。今回、飲食店様を応援するため、天谷様のご厚意により、天谷様で使用されている「命保水」の銘をお借りし、飲食店様だけの限定酒として瓶詰致しました。
この商品が、困難に立ち向かう皆様にとっての「命保水」となることを、心より願っております。

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<商品情報>
国産酒造好適米100%使用
精米歩合50%
アルコール度数14.5%
大吟醸酒
150ml
オープン価格
※11月までの期間限定販売です。

「福井の食文化と福井地酒を応援する会」(https://www.ganbaro-fukui.work/

黒龍 - 2020.06.01
10
Jun
2020
喜楽長

【喜楽長】夏の修繕工事

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 滋賀県東近江市では、夏を感じるお天気が続いております。東に見える鈴鹿山脈の緑が美しい季節となってきました。縁側より、山を見ながら楽しむ夏酒は、格別の味わいです。

弊社では、先月末より、蔵の瓦屋根の修繕が始まっています。築100年以上の建物ですので、すべて手作業にて瓦をはがし、土壁の撤去を行っています。下地や、接ぎ木を入れ方など、昔ながらの知恵の詰まった蔵の仕組みに驚かされる部分もあり、工事は順調に進んでおります。

長い間、弊社の酒造りを見守り、支えてきた建物です。少しずつではありますが、手を入れながら大切に今後も活躍してもらいたいと思います。

喜楽長 - 2020.06.10
01
Jul
2020
黒龍

~夏を告げる九頭竜川の若鮎~

黒龍酒造の仕込水を育む福井最大の河川「九頭竜川」は、全国の釣り師にその名を知られる鮎どころとして有名です。今年は6月13日から「友釣り」が解禁となり、他県への移動規制が緩和されて以降は、例年同様に、川の中で数珠つなぎになって竿をふる、釣り師達の姿をよく見るようになりました。


 九頭竜川は、霊峰白山山系の雪解け水を水源としており、山の滋養をたっぷり含んだ清らかな水と速い流れが良質な苔を育てます。川の流れに負けないようにと力強く泳ぎ、質の良い苔を餌とする九頭竜川の鮎は、しっかり引き締まった身と、ほどよく甘みのある味わいが絶品です。特に、初夏の若鮎はスイカやきゅうりに似た爽やかな香りがあり、日本酒との相性は抜群です。夏酒「九頭龍 純米夏しぼり」と合わせれば、爽やかな香りが口いっぱいに広がり、夏の訪れを感じさせてくれることでしょう。

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黒龍 - 2020.07.01
06
Jul
2020
喜楽長

【喜楽長】創業200周年記念プロジェクト始動!

喜多酒造は、2020年に創業200周年を迎えました。

これもひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

皆様に支えられ、この年を迎えることができました。

200周年を迎えるまで、酒造りが続けられたこと、これが何よりの喜びであります。

今いちど、私どもの想いを考え、またさらに想いを強くし、今後も精進してまいりたいと思います。

どうぞ今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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また、200周年を記念しまして、特別サイトを開設いたしました。

喜多酒造の「今」をそのままに感じることのできるコンテンツとなっております。

下記URLもしくは、喜楽長公式サイトより、ぜひアクセス下さいませ。

http://kirakucho.com/200th/

喜楽長 - 2020.07.06
03
Aug
2020
黒龍

~限定商品「KOKURYUつながるセット」を発売致します~

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古くから神様と人とを結んできた日本酒は、近年、人と人とが交流する繋がりの場を潤すものとなっていました。しかし、コロナ禍により、これまで当たり前に会えた人と直接会うことさえも難しくなっています。

誰かと会うことが貴重になった今、「会って語り合えないけど、大切な人と心つながっていたい。」そんな方々の心の繋がりに日本酒が寄り添えたらと、私たち黒龍酒造は、「出会いの酒」「語らいの酒」のコンセプトを持つ異なる小瓶3種をパッケージ化した「KOKURYUつながるセット」を、8月上旬より数量限定で発売致します。

持ち運びしやすく、そのまま手渡し可能な本商品が、家族や友人、職場の仲間など、いつかゆっくりと語り合いたい大切な人との心の繋がりを潤す贈り物になることを願っています。

<「KOKURYU つながるセット」>

内  容:「黒龍 貴醸酒 150ml」「黒龍 吟のとびら」(150ml)「九頭龍 純米 150ml」 各1本

販売価格:オープン価格

発売時期:8月上旬より ※数量限定発売

販売店舗:全国の黒龍酒造特約店(http://search.kokuryu.jp/)のうち約100店舗にて販売予定

黒龍 - 2020.08.03
11
Aug
2020
喜楽長

【喜楽長】日々の「営み」のなかで

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 先月より、創業200周年記念サイト(http://kirakucho.com/200th/)を公開し、多くの皆様にご覧いただいておりまして、誠にありがとうございます。喜多酒造の朝食ページを流しながら、一緒に朝ご飯を食べているよ、など嬉しいお声をいただいております。

 200周年企画の根底にあるのは、応援いただく皆様に、お育ていただいた皆様に、たくさんの感謝を伝えたい、そのような想いです。そして、何より200年もの間、酒造りを続けてこられたという喜びであります。200周年サイトでは、派手な演出も特別な照明もしておりません。ただ、淡々とそして真摯に私たちが酒に向き合う日々の「営み」が綴られています。いくら時代が変わろうとも、酒造りは人の生活の中にあるのだ、そういった弊社の考えを表現することができたように思います。その営みの中で、私たちの目指すべき味わいに静かに突き進んでいきたい、この200周年という機会に、今一度私たちの役割を感じることができました。

記念サイトは、年内は公開を続けますので、どうぞ皆様の生活に溶け込むように、ゆっくりとご覧いただけますと幸いです。

喜楽長 - 2020.08.11
01
Sep
2020
黒龍

~酒米「五百万石」の稲刈りを行いました。~

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いつもと変わらない阿難祖地頭方地区(福井県大野市)。豊かに実った稲穂が、まるで夏の終わりを告げるかのように、辺り一面を黄金色に染めあげていました。

8月26日(水)、同地区の弊社試験田にて、パートナーである「農事組合法人味の郷」と共に、弊社で使用する酒米「五百万石」の収穫を行いました。今年は、コロナ禍による緊急事態宣言下での田植え、梅雨による開花前の天候不順など、いつもと違った米作りでしたが、自然の恵みを受けながら、なんとか収穫を迎えることができました。普段、圃場の管理をしていただいている篠原様(農事組合法人味の郷)は、「今年はなんか変な天候やったで収量は少なそうや。でも、例年通りの出来や。」と、ホッとした表情で収穫を喜んでいました。

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稲刈りが終わるといよいよ酒造り本番です。農家さんからのバトンをしっかりと繋ぎ、自然の恵みに感謝しながら、2020醸造年度の酒造りに励みたいと思います。

黒龍 - 2020.09.01
01
Oct
2020
黒龍

~「龍翔蔵」の看板を一新しました。~

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秋分の日が過ぎ、朝夕の冷え込みが一段と増してまいりました。蔵では、今年度の酒造りを目前に、弊蔵「龍翔蔵」のシンボルでもある看板が綺麗になって戻ってきました。

平成6年の「龍翔蔵」建設の際に蔵名として掛けられた看板は、横3m×縦1mの大きな欅の1枚板で作られており、今日まで、蔵のシンボルとして掲げられてきました。コロナ禍での酒造りを前に、「心機一転、素晴らしい黒龍のお酒を醸そう。」という気持ちを込め、16年ぶりに一新された看板が、蔵入りする弊社蔵人を勇気づけてくれています。

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黒龍 - 2020.10.01
07
Oct
2020
喜楽長

「秋の訪れを感じて」

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滋賀県東近江市にも秋を感じさせる風が吹いております。先月末には、弊社向かいの自社田んぼの刈り取りも終えました。今年は、梅雨が例年になく長い年ではありましたが、収穫した米を見ますと、良き出来でまずは一安心です。

刈り取りと並行して、今期の酒造りを目前に、仕込み準備など蔵内が活気づいてきました。やはり、造り酒屋で働いておりますとこの季節は、気持ちが高まり、また少しそわそわともする特別な季節です。今期も事故なく健康に、良き酒が醸せますよう、社一丸となって取り組んでまいります。

喜楽長 - 2020.10.07
02
Nov
2020
黒龍

「九頭龍 大吟醸」でちょっぴり贅沢な家飲み時間を。

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11月に入り、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなって参りました。福井県内では、11月6日の越前ガニ漁の解禁を控え、冬の味覚を楽しめる季節が少しずつ近づいてきています。そんな冬の訪れと共に恋しくなるのが、身も心も温めてくれる「九頭龍 大吟醸」の燗酒です。

今年はいつもより贅沢に、酒燗具「燗たのし」と「錫徳利 龍」で家飲み時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■「燗たのし」での燗のつけ方

① 180mlの日本酒を「錫徳利 龍」に入れ、沸騰したお湯が入ったポットと「燗たのし」

を準備します。

 ② 「燗たのし」にポットのお湯を注ぎ、「錫徳利 龍」をお湯の中に浸けます。お湯は、「燗たのし」内側の線(3つの線の一番下)まで注いでください。

 ③ 約3分で45℃に仕上がります。お湯から徳利を取り出し、お猪口に注いでお楽しみください。

 ※室温やお湯の温度によって、お酒の温まり方が異なります。お好みの温度に仕上がるようにお湯の量や時間を調節してください。

黒龍 - 2020.11.02
01
Dec
2020
黒龍

新たな1年の始まりに、特別な干支の「黒龍」を贈りませんか。

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来年の新しい干支は、「丑(うし)」。この文字は、漢字の「紐」に通じ、「結ぶ」という意味合いがあるそうです。新しい生活様式によって人と人との距離が生まれましたが、これまでと変わらない想いと感謝を込めて、大切な人や、故郷の家族との心を結ぶ、特別な干支の「黒龍」が誕生しました。

商品には、これまで、弊社代表銘柄である「黒龍」の文字や、商品名である「龍」「いっちょらい」などを揮毫いただき、吟醸蔵黎明期の弊社を支えて下さった故稲村雲洞氏による、「丑」の文字をラベルにあしらいました。

新たな一年の始まりに、お選びいただけましたら幸甚です。


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稲村雲洞(いなむら うんどう)...1924年福井県福井市生まれ。福井師範学校を卒業後、教職に就く。44歳で上京し、前衛書家として作家活動に入る。2016年死去。元毎日書道会最高顧問。元奎星会最高顧問。毎日芸術賞受賞。旭日小綬章受賞。

黒龍 - 2020.12.01
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